おいら「そっすか、ほんじゃそこに頼んでくれ」

お客様「2割安くしてくれるなら発注する」

おいら「安くしないんでA社さんにお願いしてください」

お客様「2割安くするだけでいいから」

おいら「はじめての取引でこれまで頼んでた業者と同じ値段でやれって言われても応じられんよ」
おいら「これがお得意さんで他の工事の時に儲けていいからとかの話なら考えるけど」
おいら「うちはおたくの仕事いらんのでA社に頼んでくれ」

お客様「いや、でも2割安くしてくれるなら」

おいら「おたくの仕事はいらんと言ってるだろ」
おいら「それに工期も無茶苦茶すぎる、設備壊しても知らんぞ」

お客様「あーそうかい！二度と頼まねえよ！」



お客様「設備壊れた、助けて(´･ω･｀)」

おいら「二度と頼まねえんだろ？」
おいら「A社が安請け合いして壊したんだろ？A社にケツ拭かせろよ」

お客様「無理だって言われた、もうどうにも出来ないって言われた」
お客様「でも設備壊れたままじゃ営業できない」
お客様「助けて(´･ω･｀)」

おいら「安かろう悪かろうの結果だろ」
おいら「2割安くしてとんだ失敗作だね」

お客様「助けて(´･ω･｀)」

おいら「うちには二度と頼まんのだろ？」
おいら「頼んだ業者に逃げられて困り果てて頼みにきてんだろうけどさ」
おいら「なんでうちが他所の会社の尻拭いせにゃならんの？」
おいら「前にも言ったけどお得意さんが困ってるなら今回のケースでも請け負う」
おいら「取引の前例もねえのに安くしろだの壊れたから助けてだのなんなの？」
おいら「営業できないとか知らんわ、他あたれ」

お客様「あーそうかい！もう頼まねえよ！」